貯蓄の目的

2005年2月

貯蓄の目的は人それぞれだが、その人が人生で何を大切にしたいかに繋がっていると思う。貯蓄自体が「目的」であるわけでなく、それはその先にある、夢や希望を叶えるための「手段」であることを忘れてはならない。

 

私の場合、大事にしたいのは、「好きな人との生活」。(アイタタタ・・・)。こんなこと言ってもあほと思われるだけなので、普段は言わないが、実際それが第一である。

 

彼とは最初の就職で体調を崩した頃に出会い、退職と同時に彼の住む街に引っ越してきた。それまでは実家暮らし。

 

結婚の予定があるわけでもないのにかなり遠くまでやって来たので、友達には「恋は盲目」等と言われたりもしたが、選択は間違っていなかったと思う。

 

さて、ここからが本題。

 

一般的なカップルなら、付き合ってから長く経てば結婚の話も出るだろうし、旦那様が稼いでもしくは共働きで、子どもは何人など、未来の生活を描くのかもしれない。

私の場合異なるのは、彼が働いていないということ。彼が、精神疾患を抱えているので仕方のないことだと思っている。もちろん、働くことになったら喜ばしい。調子の良い証拠なので嬉しいに越したことはない。

 

結婚するにしてもしないにしても、彼との生活をしていきたいなら自分でお金を確保することが必要である。親を納得、安心させるためにも。

 

お金関連の記事などでよく見かけるのが、女が一生シングルで生きていくなら「35歳までに1000万ぐらいの貯蓄がないと」という話。

 

私の場合、シングルでいくかどうかは分からないが、このまま二人で生きていくならもっとお金は必要になってくるだろう。「愛」だけじゃ生活はできん。稼ぐための心の拠り所とはなるかもしれんが。

今現在、彼の実家の近くでほぼ同棲中だが、当然生活費は全部私もちなので「ひとり暮らし+アルファ」ぐらいに考えている。そう考えた方が自分が楽。

 

将来、私はこの家庭(?)を支える大黒柱になりたいので、35までには何としてでも1000万貯めたいのだ。

 


 

2007年11月

「目的」は変わらないが、時は経って2007年秋。
親を安心させるのに、時間がそうないことを知った。私が目指している人、母が進行性の癌だという。

 

お金を貯めることよりも、母と一緒にいることを優先することにする。
彼との将来をどうするのか、一番気にかけていたので、ここではっきりさせることに。11月11日、入籍。

彼が無職であることに変わりはない。私も実家へ帰省するため無職。
しばらく、貯金でやりくりする。

 


 

2008年8月

2008年春、母とお別れした。
母への想いはブログに書いてきたのでここでは省略する。

身近な人の死に直面して思うに、お金を貯めようが借金だらけだろうが、好き勝手に生きようが生きまいが、たくさんの人に愛されようが嫌われようが、なんにせよ、人はいつかは死ぬ。

普通だったらここで「トリプルワークして身を削ってお金を貯めても意味がない」と方向転換するところなのかもしれないが、私は貯蓄に対してさらに気合が入った。

トリプルワークはもうしないだろうけども、収入を増やす方向性を探り中。
人から何を言われようと気にせずに(理想)、自己満足を追求して生きていこうと思う。

 


 

 2015年7月

35までに1000万貯金を達成してから随分経つ。

その後、何だか貯める目的が分からなくなってきた。

お金の上手な使い方が分からない。

老後のために貯蓄するっていうのも違う気がする。

 

現在、40歳手前。

母が54歳で亡くなったことを考えると、私だっていつ死ぬか分からない。

 

やりたいことを全部やる人生にしたいとは思うけど、そもそも、自分が何をしたいかが分からない。思春期の子どもでも、迷える青年期でもないのにね。

 

もし、職を失ったとしても、しばらくは大丈夫だし、その点は安心感がある。

猫みたいに、気ままに生きたいなぁ。

 
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